探偵や興信所への浮気調査の依頼の仕方~完了までの流れを解説

浮気調査の依頼をする人のほとんどが初めて利用する方なので、「自分はまず何をすればいいのか?」「調査ではどんな事が行われるのか?」、右も左も分からない人ばかりです。

未経験でやり方すら分からないことは動き出すまでに不安を感じますし、浮気調査には費用が発生するだけでなく、それ以外でもデリケートな部分がたくさんあるので、できるだけ疑問をクリアにしておきたい人は多いと思います。

ということでこのページでは、実際に依頼・契約する探偵を見つける~調査終了までの一連の流れや手順について、簡単に解説していきたいと思います。

まずは依頼する探偵社を探す

警察庁が発表したデータでは、正式に届け出を出している探偵・興信所だけでも日本全国で5,000社以上存在します。(参考:平成27年中における探偵業の概況

もし友達・知人・親戚が探偵をやっていたり、過去に依頼したことがある方・経験者から紹介してもらう事が可能なら、融通を利かせてもらったり信頼感が違うと思うので、素直にその探偵社に依頼すれば良いでしょう。

しかし何のツテもなく、どこにお願いすればいいのかも、その依頼の仕方も分からない方が大半でしょう。

そういう方がまず一番最初にするべき作業としては、自分が依頼する探偵・興信所の候補をいくつかに絞り込む必要があります。

ではどのようにしてその候補を見つるのか、多くの方が行っている一般的な方法は以下になります。

インターネットで検索

「(自分が住んでいる地名)+探偵または興信所」、「浮気調査+(自分が住んでいる地名)」などのキーワードでインターネット検索をすれば、たくさんの業者のホームページが見つかります。

そこで検索結果に出てきたホームページを、できるだけ多く見て比較しましょう。

そして最初に必ずチェックしてもらいたい点が、「東京都公安委員会届出第〇〇〇号」などの証明番号があるかどうかで、これはちゃんとした届け出をしていて正規の業者であることを示す番号です。

あとは「料金・費用に関する説明」、「調査に関する説明」、「歴史や実績」、「どのような調査方法をするのか」などのページを見て、説明が分かりやすいかどうか、不透明な部分はないかなどを確認しましょう。

あとこれは個人的な意見ですが、ホームページのデザインが「ダサい」、「古い」、「怪しい」と感じるようであれば、私なら候補から外すと思います。

大げさに言うと自分や家族の命運がかかっている事をお願いし、安くない料金を支払う訳ですから、どう見られているかを配慮できないような会社は、始めから選ぶべきではないと思うからです。

弁護士からの紹介

テーマが浮気である以上、慰謝料請求・裁判・離婚問題に発展するケースが多々あるので、その場合は法律に沿ったアドバイスをしてくれる弁護士の存在が必要になります。

そして探偵よりも先に弁護士に相談をしていた場合は、その弁護士事務所が提携している探偵を紹介してもらって、依頼をお願いするというパターンも多いです。

裁判で提出し問題なく勝てるだけの証拠を集めてくるのが探偵の仕事になり、何はともあれ弁護士と探偵は普段から懇意にし、密接な関係を持っています。

そしてこのパターンでは、離婚に強く信頼に値する弁護士からの紹介であれば、腕のいい優秀な探偵を紹介してくれる可能性が高いです。

ただしこの場合、弁護士に支払う紹介手数料分が浮気調査の費用に上乗せされてしまって、普通よりも少し値段が高くなっている事があります。

また紹介された探偵にいざ調査を任せてみて微妙だと感じても、弁護士先生にお願いしている手前、文句を言いにくいなどのデメリットもあるので少し注意が必要です。

一括見積もり・マッチングサービス

これは当サイトでも依頼する業者を決定する選択肢として、「安くするコツ」のページでも解説していますが、探偵社から一括見積もりを取ることができるマッチングサービスというものがあります。

このサービスでは個人情報を渡さずに匿名で相談ですることができ、予算や状況に合わせて適切な調査をしてくれる探偵社を、専任のアドバイザーがピックアップしてくれます。

また無料で複数の業者から一括見積もりが取れるので、相場よりもかなり安い値段での提示が受けられて、それを材料に比較・検討することが可能になります。

電話、メールでの無料相談

自分で目星を付けた業者のホームページにフリーダイヤルの電話番号や、お問合せフォームが載っていると思うので、疑問点などがあればそこから遠慮なく問い合わせましょう。

無料相談という形で申し込みをするわけではなく、この時点ではあくまでも質問・相談ということで、詳細な個人情報を渡さずに聞きたい事を聞けば良いです。

その際に、自分が置かれている状況や浮気について掴んでいる情報をちゃんと伝えることができるよう、連絡する前に一旦ノートに書きだすなどで整理してから相談すると良いでしょう。

「何も証拠はないけどなんとなく疑っている」段階と、「ほぼ黒だと確信できる証拠を持っているけど決定打にかける」という状況では全く話が違ってきますので、ここは確実に伝えて下さい。

費用が発生するわけではないので、分からないことや依頼することによって自分が得たい情報など、相手に遠慮することなく気になることはドンドンと聞くべきです。

そしてそのようにすることで、「信用できそうか?」、「質問に曖昧に答えてないか?」、「契約させる方向に話を進めてないか?」などが何となく分かるかと思います。

実際に足を運ぶ・相談する

依頼する業者をいくつか選定することができたら、次にすべきことは実際に営業所に足を運び、顔を合わせて面談することです。

面倒くさいと思ったり怖いという気持ちはあるかもしれませんが、浮気調査をお願いするなら絶対に必要な事です。

事務所に入って相談する前からチェックは始まっている

まず営業所・事務所に入る前からチェックは始まっていて、立地や醸し出している雰囲気など感覚的な部分で、ここに任せても大丈夫なのかを判断する1つの材料にして下さい。

またこれは「悪徳業者に関するページ」で解説しているので理由は省きますが、面談先を事務所ではなく、なぜか喫茶店・ファミレス・カラオケなどに指定してくるような探偵事務所が存在します。

このような所とは面談する必要はないので、相談の時点で候補から外して下さい。

面談時に必ず確認しないといけない事について

そして事務所到着して面談がスタートしたら、まず予算をハッキリと伝えること、そして特に確認すべき事項として、

  • 調査料金
    • 支払い方法
      • 追加料金が発生する可能性
        • クーリングオフやキャンセルの可否
          • 違約金について
            • 調査途中での状況報告の可否

など特にお金に関することは遠慮なく聞き、分かないことは理解できるまで説明を求めて下さい。

またその他にも、依頼者側は決定的な写真や動画を撮ることが調査成功と考えているのに、探偵や興信所側はそれとは違う考えを持っている場合、トラブルに発展する可能性が非常に高いです。

つまり「何をもって成功」と考えているのかを、探偵社側と自分との見解にギャップないかを必ず確認しておいて下さい。

また探偵や興信所は、どのような調査を行ってその結果どんな証拠が出てきたのかをまとめた、「業務調査報告書」という書類を調査終了後に提出します。

契約した後の流れや、その事務所に依頼する事で何を得られるのか具体的にイメージしやすいと思うので、報告書のサンプルを用意しているかどうかを聞いて可能であれば見せてもらいましょう。

そしてあくまでもこれは無料面談になので、慌てて契約する必要はありません。

というより無駄に不安を煽ってきたり、契約を急かしてくるようなことがあればその会社も候補から外して構いません。

そしてこのような無料面談を、できるだけ複数の探偵や興信所と同じように繰り返し、金額面や自分の希望などの条件に合っていて、さらに信用して任せることができる会社を選ぶようにして下さい。

契約・調査依頼

料金や調査内容に納得することができれば契約になり、この段階で法律に沿った契約手続きが行われ、いくつか書類のやりとりをします。

ここでどんな書類のやりとりをするのかは、契約する探偵・興信所によってそれぞれ異なると思いますが、法律によって義務付けられているのが、

調査契約書(調査委任契約書)

依頼者と探偵社との間で交わす申し込み書になり、依頼内容に沿って調査時間、その方法、最終的な料金な具体的な契約内容が記されています。

不要なトラブルを避けるためにも、事前に相談したことと紙面に記載されていることに違いはないかを必ずチェックして下さい。


重要事項説明書

書類の内容としては調査契約書と被る部分もありますが、こちらは探偵業法第8条に基づいた重要事項を記した書類になります。

具体的には、調査報告の方法やその期限、解約に伴う規定、守秘義務、調査料金の内訳、成功報酬の有無、支払方法やその期限、総合計見積金額などのようなことが記されています。

これは重要事項説明書なので、記入する前に探偵側から「ちゃんとした説明を受けているかどうか?」を確認して下さい。

そして少しでも疑問や不明な点があるなら、しっかりと質問し納得できてからサインするようにしましょう。

調査の事前準備

契約書を交わし正式に依頼することが決定したら、調査日に向けての準備段階に入ります。

現段階で自分が知っている、浮気に関する事実や渡せる情報などはすべて提供し、探偵側とすり合わせておくことで調査成功率は格段に上がります。

それでは具体的にどんなことが行われるのか、以下で簡潔に説明していきます。

打ち合わせ

これは契約前に提案として業者側がするなど、順番は前後する可能性はありますが、調査に関する具体的なスケジュール・車輌・使用する機材・調査員は誰が行くのかなどについて、打ち合わせをして最適なプランを決定していきます。

ここで依頼者側が今知っている情報は、全て渡して協力するようにしましょう。

たとえば、

  • 調査対象者の基本的な情報(名前、住所、年齢、身長、勤務先、携帯番号、メールアドレスなど)
  • 写真(顔のアップ、体格等が分かる全体写真、横顔など1枚ではなく数種類あればベターです)
  • 普段使用している所持品の写真(カバンなど)
  • 移動手段に関する情報(車の車種・色・ナンバー・駐車場所など、バイクや自転車でも同様)
  • 普段のスケジュール(家を出て帰るまでの大体のスケジュール)
  • 立ち寄りそうな場所
  • 浮気を実行していそうな曜日・時間
  • 不倫相手の情報(もし知っているのであれば)

以上のような情報があれば、探偵側としても非常に調査がしやすく無駄が省けますので、全体的な時間や料金を抑えられる可能性が高くなります。

また依頼した後で分かった情報なども隠すことなくその都度探偵側に提供し、一致団結して共有・協力することが目的達成には不可欠です。

予備調査(業者側)

失敗するリスクを最小限に抑え・成功率を最大限に上げる目的で、下準備として業者側が事前に行う調査です。

具体的には、

  • 対象者の顔や体型などを生の目で確認する
  • 張り込み、尾行を開始する自宅周辺のチェック
  • 予定される対象者の通勤ルートの確認
  • 張り込みをするオフィスビル、建物の構造や出入りの数の把握

など、当日までにあらかじめ頭に入れておくべき情報を収集していきます。

このようなことを事前に行うことで、現場で妨げや落とし穴になりそうなポイントの予想、使用する車輛や機材の選定、当日に配置する調査員の人数・服装・性別など、確率の高い調査方針を決定することができるのです。

この予備調査は本調査の準備段階で行われ、オプションとして料金を別途請求する業者もいるようですが、多くの探偵・興信所では見積もり時に提出した正規の価格に組み込まれている場合が多いです。

本調査開始~調査終了まで

ここからがいよいよ本番になり、契約内容に沿って本調査が開始されます。

また依頼者側が希望すれば、現場の調査担当者や相談員から「現在はどのような状況なのか?」を、メールや電話などで随時教えてもらます。

調査が複数日にまたがる場合は、あらかじめ決めていた日程で定時報告がされたり、これまでの結果として中間報告が行われます。

さらに事前に想定していなかった事態に陥った場合の緊急連絡、継続確認、追加調査の是非など、依頼者側も終了までは常に連絡を取れる状況にしておくことが重要です。

さらに本調査が開始してからの夫(妻)の変化や、新たに得た情報や発見した証拠などがあれば報告し、調査終了日まで密にコミュニケーションを取り合う必要があります。

ただし探偵とのやりとりを、パートナーに聞かれたり見られたりしてしまうと、浮気調査していることが自体がばれて調査が失敗に終わるので、連絡する時は必ず周囲を確認して慎重に行っていましょう。

調査報告書の作成・提出

担当者から終了報告が入り調査終了。

その後は探偵・興信所が集めた証拠や情報を整理して、詳細にまとめた調査報告書の作成、撮影した動画や写真の編集作業などが行われます。

実際の調査報告書は冊子・DVD・CDなどにして提出され、弁護士事務所はもちろん、裁判資料としても通用する質の高い調査報告書を提出してくれます。

料金の清算

依頼した探偵や興信所の支払いシステムによって異なりますが、着手金の残金や成果報酬であればその分の支払いを行います。

またオプションなどの追加料金、調査の延長をした場合などで発生した分の費用を清算します。

アフターフォロー

実績があり優良な探偵は、調査をして終わりではありません。

その後も心の迷いや苦しみに対するカウンセリング、事例に沿った的確なアドバイス、弁護士など各種専門家の紹介など、調査後もしっかりとしたアフターフォローをしてくれます。

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