DNA鑑定で浮気調査・不貞の証拠を得ることについて解説!

DNA鑑定と言えば、犯罪捜査の一環として警察が犯人を特定するために行う調査方法だったり、「親子関係不存在の調停」のために裁判所を通して行うなど、公的なイメージが一般的です。

しかし化学分析の本場アメリカでは、親子の血縁関係の証明だけでなく、交際相手や配偶者の浮気調査として、DNA鑑定を行うことは割と身近な事なのです。

これは精液や唾液が付着したサンプルを鑑定することで、自分の旦那(妻)が浮気をしているかどうか、または不貞行為に至っているかなどを調べそれを証明します。

日本でも浮気調査のような私的な理由で、鑑定してもらいたい物品を送りお金さえ支払えば、DNA鑑定を引き受けてくれる民間企業は少ないながらも存在します。

ということでこのページでは、浮気調査目的でDNA鑑定を利用する際に提出するサンプル、受付けている業者、料金・費用などについて詳しく解説していきます。

鑑定することが可能なDNAサンプル・残留物

DNA鑑定と言えば「口腔細胞採取綿棒」を使って、口内粘膜を採取するのが確実な方法で、一般的にもこのイメージが強いでしょう。

ただし今回は目的が浮気調査になり基本的に隠れて行うわけですから、「今からDNA鑑定するから!」とパートナーとその不倫相手に綿棒を渡すわけにはいきません。

このような場合は「特殊サンプルDNA鑑定」と言って、口内粘膜以外で精液・唾液・血液・毛髪などが付着しているDNAサンプルから分析していきます。

では特殊サンプルとして分析可能な物を具体的に紹介すると、

  • 精液付着

シーツ、衣類、パンツなど下着類、コンドーム、ティッシュ、アダルトグッズなど

  • 唾液付着

ペットボトル、ストロー、割り箸、コップ類、空き缶、タバコの吸い殻、歯ブラシ、ガム、切手、封筒など

  • 血液付着

下着、ティッシュ、ナプキンやタンポンなどの生理用品、絆創膏、ハンカチなど

  • その他

髪の毛、陰毛、爪、歯、カミソリ刃、電気カミソリなど


以上のようなものから、DNAを解析することが可能です。

このようなDNAサンプルは、摂取時期・保存状態・付着量なども関係しますが、中には成功確率が低い物も存在します。

せっかくお金や時間をかけてDNA鑑定を依頼するわけですから、失敗する確率を少しでも低くするために、最初に必ず問い合わせて最適なサンプルを提出するようにして下さい。

浮気・不貞行為の証明なら精液が付着している物を提出する

上でDNAの解析が可能な物品を紹介しました。

それでペットボトルなど唾液が付着した残留物や、車に落ちていた髪の毛などを提出し、そこから解析したとします。

しかしその結果、自分以外の異性のDNAが含まれていたことが解析で分かっても、たとえば「友達と遊んだ時の物」とか「同僚を家まで送った」と言われればそれまでです。

つまりそのような場合、DNA鑑定をしたとしても浮気をしていることの確実な証明にはならないので、不貞行為に至っていることが分かるような物を提出すべきです。

それは具体的に何かというと、精液が付着したパンツ、ティッシュ、使用済みコンドームなど、精液が付着している物が最適です。

さらに「混合斑痕」と言って、1つのサンプルから男女2名分のDNA型が判明することもあり(旦那の精液と不倫相手の上皮細胞を含む膣液など)、こうなると実際に不貞行為に及んだことを示す結果として十分ではないでしょうか。

証拠の確保・保管の仕方について

実際に鑑定を依頼するサンプルは、状態が良く新鮮で新しい物ほどDNAの抽出成功率は上がります。

手間と費用がかかることをわざわざ依頼する訳ですから、発見からあまりにも日数が経過した物や、保存状態が悪い物ははじめから提出しないようにすることです。

そして浮気の物的証拠になりそうな物を見つけた場合は、細胞の破壊や新たな付着を避けるために、素手では決して触らないようにし、未使用のゴム手袋や割り箸などを使って素早く確保しましょう。

そして他のDNAや汚染物質を混入しない様、ジップロックのような密閉容器に入れて下さい。

それからも、なるべく早いタイミングでDNA鑑定会社にサンプルを送付するのがベストですが、もしも自宅で保管が必要な場合は、必ず先ほどの密閉容器に入れたまま冷蔵庫で保存して下さい。

注意点として冷蔵庫は日常生活で使う物なので、普通に考えて浮気の証拠になる下着類などが冷蔵庫に入っているのをパートナーに発見されるとこれは確実に不審がられ、嗅ぎまわっていることがばれてしまう恐れがあります。

ですので簡単には見つからないよう、冷蔵庫の奥の方など隠し場所に気を付けながら保管し、とにかくできるだけ早く鑑定業者に郵送するようにして下さい。

さらに輸送中での劣化を防ぐために、クール便を指定して送ることをおすすめします。

日本国内でDNA鑑定を受け付けている業者一覧

以下で、日本国内での私的なDNA鑑定の申し込みに対応している会社を紹介します。

<DNA JAPAN 株式会社>

定められた指針・ガイドラインを厳守し、裁判所・警察・入管・医療機関など公的な機関からの依頼も数多く引き受け、高い評価を得ているDNA鑑定の専門会社。

民間の鑑定依頼においても、確実性があり値段の安いサービスを提供しています。

料金:58,000円~150,000円

期間:約2~3週間


<法科学鑑定研究所株式会社>

誰に対しても中立で公平な民間の鑑定機関として、国内外の研究者・研究所と分厚いネットワークを形成。

国内の各省庁、県警、裁判所などと多数の取り引き実績を誇り、TVや雑誌でも頻繁に取り上げられ注目されています。

料金:58,000円~

期間:約3~4週間


<ジーントラック ジャパン>

最先端技術と国際規格に基づいた厳格なクオリティで、北米やヨーロッパを中心にして世界中で高い評価を受けている研究所の日本事務所。

北米でも4機しか存在しない解析装置を導入し、正確無比な検査結果を誇ります。

料金:32,000円~96,000円

期間:約3~6週間


<パタニティテスティングコーポレーション>

アメリカでは最大の民間親子DNA鑑定機関の1つで、日本では沖縄県に営業所を設立。

鑑定はアメリカの自社研究所で行われ、従来よりもさらに正確な検査結果をもたらす「RFLP法」を実施。

料金:要確認

期間:要確認


<NPO法人 遺伝子情報解析センター>

日本国内で初めてのDNA鑑定専門のNPO団体。検体を海外へ送付するのではなく、2012年に福岡県に研究所を設立、2016年には東京にも事務所を設置。

低コストかつ、最短3営業日というスピーディーな対応をしてくれます。

料金:47,000円~

期間:検体が研究所に届いてから10日~2週間


<ソリューション株式会社>

米国の最大手のDNA鑑定研究機関と業務提携をして1999年に設立。

インフォームド・コンセントを徹底したDNA鑑定実施にこだわり、低料金・高品質のサービス提供をモットーとしている企業です。

料金:要確認

期間:要確認

結論としておすすめしない

自分の旦那(妻)が浮気をしているかどうかを調べる為に、民間機関のDNA鑑定を利用することについて書いてきました。

そしてここまで説明した上での結論なのですが、DNA鑑定による浮気調査はハッキリとおすすめしません。

なぜならそもそもの価格が安くないですし、また細かいオプションなども含めると10万円程度はかかるケースが想定されるからです。

そしてそれだけの費用をかけたにも関わらず、たとえばシミの付いたパンツ単体を鑑定しそこから精液が検出されたとしても、それは夢精の跡かもしれませんし、1人で示威行為をした跡かもしれません。

つまり確実な結果が約束されているわけでは全然なく、浮気を決定付ける証拠にもならないということです。

きちんとした本人確認や、第三者の立会人を入れてDNAを採取・分析する「法的鑑定」であれば、裁判所など司法の場にも提出することができる立派な証拠です。

ですがこのページで説明しているような方法は、DNA鑑定することに関して相手に同意をとらず勝手にやっていることなので、あくまでも「私的鑑定」になります。

ということは客観的に考えて、不正が入る余地はいくらでもあるわけです。

かといって、パートナーとその不倫相手の両者にDNA鑑定することを説明し承諾を得て、協力してもらうことができると言うとこれも難しいでしょう。

となるとここで解説しているDNA鑑定による浮気調査は、信用性の低い証拠しか得られないという結論になるのです。

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